さらに国道240号をすすむと、国道241号へと参ります。
国道240号は、この少し手前から阿寒国立公園内に入りますが、やはり国立公園内は道の周囲の景色も変わってまいります。
この「国道241号」は北海道でも屈指の絶景道なのですが、今回は国道240号との分岐から西へのご案内のため、最大の絶景区間のご案内ができないのです。次回は「国道241号」の絶景区間をお伝えできればと思います。
少し時間に余裕ができてまいりましたので、寄り道をすることに致します。
道道949号に入り、5kmほどで北海道三大秘湖「オンネトー」へ至ります。電光表示には雌阿寒岳の入山規制が表示されています。
すぐに、荒々しい岩肌を見せる雌阿寒岳が見えてまいります。
さらに道道949号を進むと雌阿寒岳登山口が見えてまいります。
登山口には、様々な掲示板がございます。
さらに、この先には野中温泉とオンネトー温泉景福がございます。
なんと、オンネトー温泉景福は休業となっておりました。あとから、調べてみると昨年の10月より営業していないそうです。ここは露天風呂が有名ですが、とても趣のある内湯が素晴らしいのです。また、足元から湧き出す透明な温泉は露天風呂に流れ込むと少し青みのある白濁した温泉となる不思議な温泉でした。
気を取り直して、さらに道道949号を進むことに致します。
「オンネトー」です。そして、湖の後ろには雌阿寒岳と阿寒富士の姿を見ることができました。
「オンネトー」はオコタンぺ湖、東雲湖と北海道三大秘湖されておりますが、この湖のみ湖畔に容易に訪れることができるのです。
「オンネトー」は、その湖面の色が場所や時間で変化していくことから五色沼の別名もあるそうです。
まだまだ居たい気持ちを抑えつつ、「オンネオー」と「雌阿寒岳」に別れを告げ道道949号を国道241号へと向かいます。